■「外国につながる自分」を表出しにくい環境
学校現場の先生は、外国につながる子どもたちの様子を次のように語っています。
「自分の国のことを自信を持っていえない。言いづらい周囲の雰囲気があり、隠してしまうまではいかないが大多数が日本人で自分だけが違うということをプラスでなくマイナスに感じてしまう。」
また、ベトナム人2世のラッパーMCナムさんは学校の同化圧力の中で「日本人になりきり」「母国語を失って」しまい、「アイデンティティに迷う自分」をラップに込めて歌っています。
【わいわいTV】 MC NAM「オレの歌」―KOBE市ty発―
http://www.youtube.com/watch?v=603WmJrV2pw
MCナムさんはこうした思いをラップで表現することで日本に生きるベトナム人ラッパーとしての自らのアイデンティティを取り戻し、さらに母語を再び自分のものにするためにベトナムへの語学留学を果たします。
現場の先生の言葉やナムさんの歌に歌われたように、外国につながる子どもたちの学校生活の場での「周囲の雰囲気」ひいては学校風土の在り方もまた子どもたちの「自分らしさ」をはぐくむために見直す必要があることがうかがえます。
「自分の国のことを自信を持っていえない。言いづらい周囲の雰囲気があり、隠してしまうまではいかないが大多数が日本人で自分だけが違うということをプラスでなくマイナスに感じてしまう。」
また、ベトナム人2世のラッパーMCナムさんは学校の同化圧力の中で「日本人になりきり」「母国語を失って」しまい、「アイデンティティに迷う自分」をラップに込めて歌っています。
【わいわいTV】 MC NAM「オレの歌」―KOBE市ty発―
http://www.youtube.com/watch?v=603WmJrV2pw
MCナムさんはこうした思いをラップで表現することで日本に生きるベトナム人ラッパーとしての自らのアイデンティティを取り戻し、さらに母語を再び自分のものにするためにベトナムへの語学留学を果たします。
現場の先生の言葉やナムさんの歌に歌われたように、外国につながる子どもたちの学校生活の場での「周囲の雰囲気」ひいては学校風土の在り方もまた子どもたちの「自分らしさ」をはぐくむために見直す必要があることがうかがえます。